第15集:鳥居本から番場へ

左 中山道 右 彦根道
彦根市鳥居本町に入る。

 郵便局の手前、彦根の城下から佐和山を越えてやってくる朝鮮人街道が左手から合流してくる。

 往時には二つの特産品、道中合羽と赤玉神教丸で知られた宿場。家々の軒先には当時の屋号と商っていたものを示す木札か掛けられている。本陣、腋本陣等の遺構は残されてはいないが往時を彷彿とさせる家並みがまっすぐ延びた街道に沿って続いている。

名産 道中合羽
宿場の真ん中辺り、街道の左手に近江鉄道の鳥居本駅がある。昭和の初めに建てられた駅舎は今も現役、ここから彦根までは電車で僅か4分、しかし山を一つ、佐和山を越えなければならないことが鳥居本の町に宿場の風情を残させているのだろうか。




赤玉神教丸 有川薬局

さて街道は赤玉神教丸の有川薬局前で突き当たり右へ折れ、左に曲がって宿場を出てゆく。ちょうどこの左へ曲がって行く辺りが鳥居本という宿の名の由来となった顔戸の日撫神社鳥居跡といわれているらしい。

宿を出た街道は一度国道8号に合流して矢倉川を渡り、橋の先を右に折れて磨針峠へと向かう。


峠を越えて番場宿、そして醒ヶ井、柏原の二宿を経て美濃に至る。

磨針峠へ