第14集:高宮から鳥居本へ

おいでやす彦根
「おいでやす 彦根」のモニュメントに迎えられ彦根市に入る。県道と交差する先に松並木が僅かに残る。交差する県道を右に進めば近江鉄道の尼子駅。戦国時代、その勢力は陰陽十一カ国に及んだという尼子氏縁の地という。

ほどなく犬上川に架かる無賃橋に達する。

無賃橋
高宮宿は宿場町としてはもちろん、その門前町として、また高宮上布の集積地、問屋町としても大いに賑わったという。1832年(天保3年)彦根藩が有志に命じて広く募った義援金によって橋をかけさせ、交通の便をはかったという橋の歴史もその繁盛故なのだろうか。

町並みの真ん中辺りに立つ大鳥居は高さ11メートル余、人々を3キロほど先の多賀大社へと導く。多賀大社は712年(和銅5年)に撰上された『古事記』にその記述があるという。

宿場の北入口は大北地蔵、今は県道との交差点となっている場所にその地蔵堂は今もある。

近江鉄道の踏切を渡るとほどなく芹川に架かる橋に達する。橋の手前、左手には石清水八幡宮。

高宮宿の商家

芹川を渡る。

国道306号との交差点には道標に囲まれた常夜燈が。

大北地蔵

右手には名神高速道路彦根インターチェンジ、中山道はインターチェンジを下りてくる車の下を潜り抜けて、さらにその先で東海道新幹線と潜ると小野の集落。

小野川の流れが水路となって中山道と並行し、その流れが左手に別れて行くと鳥居本町に入る。

小野の集落